子どもの受け口(反対咬合)は早くからの検査と治療を!
お子様の歯並びが受け口(反対咬合)であることにお悩みの方は、とても多くいらっしゃいます。
当院では、受け口のお子様の場合は、早くからの診査・診断と治療をおすすめしております。
その理由は、子どもには成長があるためです。
「今はまだ、そこまで受け口じゃないから」と安心していると、成長が急に始まり、さらに受け口が進んでしまうことがございます。
骨の問題で下顎が上よりも出てきてしまうのを放っておいてしまうと、将来手術をしないと受け口を治せない、なんてことが起こってしまいます…
子どもの受け口のパターン
受け口にも2パターンあり、
・放っておくと下顎がどんどん成長してしまうタイプ
・一見受け口に見えるが放っておいても、下顎の過ぎた成長が起こらないタイプ
がございます。
それは一度、レントゲン検査や歯の型取りなどを行わない限り、どちらのタイプかを診断することはできません。
子どもの寝方と受け口の関係について
話は変わりますが、少し、寝方と受け口の関係についてお話させていただきます。
以前、アメリカではうつ伏せで寝る事が習慣とされておりましたが、それにより子どもが窒息死するということが起き、その後、仰向けに寝させるようになりました。そして、仰向けに寝ることが一般的になると、アメリカでは受け口になる子どもが増えるようになりました。
一方、日本でも、アメリカの情報から、うつ伏せに寝ると窒息死する可能性があるとのことで、仰向けに寝る習慣がだんだんと付いてきました。しかし、アメリカで起こったことと同じように、最近ではそれにより受け口になる子どもが増えてきているのだそうです。
受け口の子どもは最近とても多くいらっしゃいます。早くからの相談と検査をさせていただき、将来手術にならなくてもいいように治療させていただければと思います。
平成27年10月11、12日に、前回の研修に続く小児矯正の研修会に参加してきましたので、その写真もアップさせて頂きます。
最後までご覧いただきありがとうございました。
佐藤歯科矯正歯科医院 (宮城県 仙台市 岩沼市 亘理郡)