当医院の小児矯正治療では、ドイツ式の矯正治療であるビムラー矯正とNEO-CAP(ネオキャップ)という装置を組み合わせたNEO-CAP(ネオキャップ)& Bimler(ビムラー) systemという装置で、小児矯正治療を行っております。
Bimler(ビムラー)矯正についてはこちら
NEO-CAP(ネオキャップ)というのは、プラスチック製の矯正装置で、基本的に乳臼歯に装着します。
その歴史は、1803年のイギリスのDr. Foxが最初とされております。
NEO-CAP(ネオキャップ)という装置を入れることで、2つの効果があります。
1つ目は、噛み合せの高さを本来のあるべき高さまで高くすることができます。それにより、最初はお口が閉じにくくなりますが、つばを飲み込むときには唇を閉じなくてはいけないので、唇の筋肉がきちんと働き閉じようとします。この運動により唇の筋肉が上がります。
2つ目は、お口の中が広くなります。そうすると以前より、舌の筋肉を使わなくてはいけなくなり、結果として舌の筋肉がつきます。それにより、舌が顎を広げるように力が働くようになります。
Bimler装置に、このNEO-CAP(ネオキャップ)を組み合わせて治療をすることで、噛み合わせを上下、左右、前後的に変えて、ビムラー装置の働きをより効果的なものにします。
この方法は、当医院の小児矯正治療の最大の特徴とも言えるでしょう。
このNEO-CAP(ネオキャップ)という装置は、昔から存在していたビムラー矯正治療に魅了された、長野県にご開業の永井光希子先生が、ビムラー矯正治療の効果がさらに発揮できるように、ということで考案されました。
当医院は、2014年に、IFOCS国際機能矯正臨床研究会の中で、東北で最初のNEO-CAP&Bimler system(ネオキャップビムラーシステム)認定医療機関になりました。
※当医院では、現在もネオキャップビムラーに関するセミナーを受講し、最新動向を学び続けております。(ブログ記事にリンクします)
⇒宮城県のネオキャップビムラー矯正の認定医療機関として
⇒院長がネオキャップ&ビムラーの研修会に参加しました
⇒子どもたちに、より楽な矯正を提供していきたいという想い
第2回 NeO-Cap.System®臨床研究会 永井先生と