子どもの歯並び治療 床矯正装置と機能矯正装置の違い
子どもの歯並び矯正の相談をされたことがある方なら、床矯正装置は聞いたことがあるかもしれませんが、機能矯正装置というのは聞いたことがないかもしれません。
ただ、最近では機能矯正装置の1種のマイオブレイス(T4Kなど)やプレオルソといった既成の取り外し式の上下一体型の装置などが色々な医院で行われるようになり、機能矯正装置という言葉を知らないだけで、すでに目にはしているかもしれません。
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子どもの歯並び矯正の相談をされたことがある方なら、床矯正装置は聞いたことがあるかもしれませんが、機能矯正装置というのは聞いたことがないかもしれません。
ただ、最近では機能矯正装置の1種のマイオブレイス(T4Kなど)やプレオルソといった既成の取り外し式の上下一体型の装置などが色々な医院で行われるようになり、機能矯正装置という言葉を知らないだけで、すでに目にはしているかもしれません。
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最近、矯正治療はワイヤーとブラケットという金具を使用した矯正治療から、見た目にもいいマウスピース型の矯正治療へと治療法が変化してきております。
現在の子ども矯正治療を行うまでには様々な先生方のお世話になってきております。この先生方の学びがあり、現在のネオキャップ&ビムラー矯正治療が確立されました。他にも色々な先生方から学ばせていただいておりますが、一部の先生を紹介させていただこうかと思います。
私の矯正を学んできた現在・過去の歴史になりますが、よろしければご覧いただければ幸いです。
大人の矯正治療などではここにお出ししていない先生方のお世話になり、今でも研鑽を積んでおりますが、ここでは特に子ども矯正治療で影響を受けた先生方をご紹介したいと思います。
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受け口(反対咬合)とは上の前歯と下の前歯が反対になっている状態のことを言います。※反対になっている歯の本数により、交叉咬合とも呼ばれます。
受け口や交叉咬合の子ども達で、「まずはチンキャップでの治療をしていきましょう」とすすめられることがあるかと思います。
ちなみにチンキャップとはこのような装置です。
昔はこのような装置で下顎の成長を抑える受け口の治療をするのが一般的でした。
子どもの心と身体の成長する大切な時期にこのような治療は自分の子どもにはさせたくないという親御さんも多くいらっしゃるのではないでしょうか。
当医院では受け口・交叉咬合のお子様(小学校低学年)にはネオキャップ&ビムラー矯正という子ども矯正治療をさせていただいております。
詳しくはこちら、、
⇒ビムラー矯正治療の詳細はこちら
ただ、すべての受け口の子がこの治療が可能なわけではありません。
受け口には大きく分けて2種類ございます。
①骨格的なもの
②歯の生え方によって受け口になっているものです。
①骨格的なもの
チンキャップは確かに有効な場合もあります。現在では顎関節に支障をきたすという意見、小学生の時などにしても成長期で結果的に再度受け口になり、再度骨格的なものも含めて矯正が必要にあるという論文もあり、最近ではあまり行われなくなりました。
②歯によって受け口になっているもの
現在、当医院で多く見かける受け口は、骨格的なものではなく、歯の生え方により受け口のようになってしまっている子どもです。
この場合、チンキャップは使用せずに、ネオキャップ&ビムラー矯正にて治療していきます。
まずは歯の生え方や顎関節の状態などを診査して、どちらのタイプの受け口かを把握することが重要です。
チンキャップを使いましょうと言われたお子様でも、診査をすることで、使わなくてもネオキャップ&ビムラー矯正で治療可能かもしれません。
悩まれておりましたら、本当にチンキャップが必要かどうかの矯正相談をさせていただければと思います。
最後までご覧いただき有難うございます。
佐藤歯科矯正歯科医院 (宮城県 仙台市 岩沼市 亘理郡)
子どもの矯正をする場合、診断のためにセファログラムというレントゲン写真をお撮りさせていただきます。
そのセファログラムをみると歯並びが悪かったり、顎の成長が上手にいっていなかったりする子どもに扁桃やアデノイドの肥大が見受けられることがございます。
そしてそれらの子の多くに、気道が狭くなっている傾向がございます。
扁桃などが肥大して気道が狭くなっている子の場合、呼吸に問題が出てくることがございます。 » 続きを読む
子どもの歯並び治療をする上で、歯だけ(歯並びだけ)を見ていてはいけません。
子どもの成長や将来の健康を左右する”呼吸”をしっかりと意識した治療を行っていかなければいけないのです。 » 続きを読む
昨年、平成29年は1年間を通して東京の六本木の矯正歯科医院にてスタンダードエッジワイズ矯正治療を学んでおりました。
その年間コースでは最後に年間を通した卒業試験があるのですが、それも無事に合格し、卒業することができました。卒業はしましたが、引き続き今年や今後も学ばせていただく予定です。やはり“継続は力なり”ではないですが、継続することがとても大切です。
ちなみに、院長(父:佐藤孝明)は30年くらい前に同じ矯正の先生から学んでおり、私を含め親子二代で同じ矯正治療を学ぶことができました。 » 続きを読む
日本顎咬合学会の学会発表で優秀賞をいただきました。
日本顎咬合学会は会員数9000名を超える、日本の歯科の学会では3本の指に入る大きな学会です。
そのような学会において昨年2016年に学会発表をさせていただいた発表が優秀賞をいただくことになりました。
そして、その表彰式が今年の日本顎咬合学会学術大会で行われました。
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“出っ歯”とは簡単に言うと上の前歯が下に比べて極端に前に出てしまっている状態のことです。
詳しくお話しすると、出っ歯には4つのタイプがございます。
1.上の歯だけが前に出て出っ歯になっているケース
2.上の顎の成長が大きすぎるケース
3.下の顎の成長が小さすぎるケース
4.1〜3が混在しているケース
“出っ歯”は子供の「歯並び」の問題だけではなく、口の機能(噛む)などや口呼吸になってしまうといった問題も引き起こしてしまう可能性があるため、多くの親御さんが非常に気にされるのではないでしょうか。
この記事では出っ歯について知っておきたいことをまとめてご紹介いたします。 » 続きを読む
私どもの医院では、子供が楽しんで歯並び矯正ができる治療をさせていただいております。
先日こんな話をある親御さんからいただきました!
<親御さんの声>
6歳になる娘さんは取り外しのできる矯正装置のビムラーをとっても気に入ってくれているみたいで、装置をつけないで知らずに寝てしまった次の朝なんかは、自分の口の中に装置が入っていないことに気付き大泣きしてしまうそうです!!
そんなに気に入ってくれるなんて親御さんも私もビックリなのですが、とっても嬉しいことです♫
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