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監修:宮城県亘理郡 佐藤歯科・矯正歯科医院

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子どもの受け口(反対咬合)の予防をするには

2016/04/28

子どものお口の中をパッと見ただけで、「歯並びがちょっと違うな」とご家族に一番発見されやすい歯並びの乱れが“受け口(反対咬合)”です。

受け口とは、上の前歯よりも下の前歯が前に出ている状態のことを言います。

受け口になる原因とは

受け口になってしまう原因はいくつかございます。

① 親からの遺伝
② 食生活
③ 赤ちゃんの時にできた舌の癖
④ お口をポカンとさせている
⑤ 寝かた

などがございます。

受け口の状態を放っておくと

通常、上の前歯が前で、下の前歯がその後ろにございます。そのため、下の顎の成長は前歯部分で規制され、上の顎の成長以上には成長できません。

しかし、受け口の場合は、上の前歯のより前に下の前歯があるため、下の顎の成長が上の顎に妨げられることがなくなり、成長とともにどんどんと受け口になってきてしまいます。

受け口の予防は必要か

赤ちゃんの歯の時に受け口だった人が、大人の歯に生え変わった時に受け口が自然治癒する割合は、たった6%というデータがあります。

つまり、受け口が勝手に治るという確率は少なく、予防をしておいた方がよいと言えます。

受け口の予防をしていく時期

受け口になる原因の1つに、赤ちゃんの時にできた舌の癖と書かせていただきました。

つまり、受け口の予防をしなければいけない最初の時期は、生まれてから子どもの歯の前歯が生えそろう前になります。

一方で、ご家族の方が見て判断できるのは、子どもの歯の前歯が生えそろった後になってしまいます。

ただし、赤ちゃんの時期から受け口の予防をすることも可能です。

例えば、哺乳瓶やおしゃぶりを使った予防などです。

■哺乳瓶の場合

→哺乳瓶の先端を下にしてもミルクが垂れてこない哺乳瓶を選択する
 つまり、簡単にミルクが出るものではなく、しっかりと赤ちゃんが吸うことで
 ミルクがでる哺乳瓶を選択する。また、赤ちゃんの吸う時の舌の位置が適切な
 場所にくる哺乳瓶が最適です。

 例えば、ヌークの哺乳瓶がおすすめです。

■おしゃぶりの使用

→赤ちゃんが寝ている時など、何もしていない時に口をポカンと開けていると
 上の前歯よりも下の前歯が出てきてしまう原因となります。
 また、アレルギーの物質がお口に入ってきてしまい、アレルギー体質になり
 やすいと言われております。

 例えば、ヌークのおしゃぶりがおすすめです。
 おしゃぶりについては様々な見解がございますが、2歳から3歳の間に
 やめていただき、効果的にお使いになることをおすすめいたします。

⇒ヌークのおしゃぶりによるトレーニングについてはこちらの記事をご覧ください

子どもが受け口かもと気づいたら

「子どもが受け口かも」と気づいたら、受け口を治すのに楽な年齢というのがございます。
「 子どもの受け口(反対咬合)の治療を開始する年齢は何歳?」の記事でも治療に適した年齢についてご紹介しております。詳しくはこちら>>>

3歳からでも受け口の治療はできますが、少なくとも6歳前後〜12歳までの間に受け口を治されることをお勧めいたします。

大人の歯が生え揃ってしまってから受け口を治そうとすると、顎を切って治すという手術になってしまうことがございます。

そうならないためにも、子どもの成長を利用できる6歳〜12歳に負担の少ない矯正治療を行っていくことが大切です。

当医院では、取り外しのできる夜につけるネオキャップビムラーによる矯正治療を行っております。

これも固定式の矯正治療をすることにならないための予防の1つだと考えております。

⇒ネオキャップビムラー矯正の詳細はこちらから

受け口は一番ご家族が気づきやすい歯並びの乱れであるとともに、子どもの頃に一番治しておいてあげて欲しい状態でもありますので、早めの治療を考えてあげていただければと思います。

子供の受け口の矯正治療の方法、時期、期間、費用についてはこちらの記事をご覧ください。

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⇒ネオキャップビムラーについての無料相談はこちらから

佐藤歯科矯正歯科医院 (宮城県 仙台市 岩沼市 亘理郡)

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