IFOCS認定医 在籍
親として選びたい
痛くない・続けられる矯正
治療完了率98%。
無理なく続けられるから、結果が出せる。
お子さんの成長を活かす、新しい小児矯正のかたち
「できるだけ痛みの少ない矯正がいい」
「抜歯は避けたい」
「装置の管理が大変そう」
そんなお悩みをお持ちの親御さんに、当院がご提案しているのが「ネオキャップ・ビムラー矯正」です。
この治療法は、お子さんの成長を利用して、あごの骨の発育を促しながら、自然な歯並びへと導く機能的矯正治療。
取り外し式で、日中は装着の必要がなく、夜間の装着だけでも治療が進むため、お子さんの負担も最小限に抑えることができます。
佐藤歯科・矯正歯科醫院では、できるだけ抜歯せず、身体に優しい小児矯正を目指し、この治療法を導入しています。
コラム子どもの矯正、いつ始めるのがいい?
子どもの矯正治療は、早く始めるほど効果が出やすいといわれています。
特におすすめのタイミングは、5〜9歳頃の小学校低学年。この時期は、あごの骨がまだやわらかく、自然な成長を活かしやすいためです。
●上あごの成長が修了する時期:およそ12歳頃
●下あごの成長が加速する時期:13歳以降
この「上あごの成長が残っている」時期に始めることで、骨格のバランスや歯が並ぶためのスペースを、無理なく整えることができます。
ネオキャップ・ビムラー矯正とは?
ネオキャップ・ビムラー矯正は、以下の2つの装置を組み合わせて行う矯正治療です。
ネオキャップ装置(NeO-Cap)
ネオキャップは、奥歯にかぶせるように装着する固定式の装置で、原則として24時間つけっぱなしで生活します。
お口の中に縦方向(垂直方向)のスペースをつくることで、噛み合わせの高さを本来の位置に近づけます。
唾液を飲み込むときに必要な舌の動きや、唇をしっかり閉じるための筋肉が自然に働くようになり、口元の正しい使い方が身についていきます。
ビムラー装置(Bimler)
ビムラー装置は、主に就寝時に装着する取り外し式の矯正装置で、舌や唇、頬などの筋肉の動きに合わせて、顎の骨の成長をゆるやかに導いていきます。
唾液を飲み込むときの力が装置に伝わり、あごが前後(水平的)にバランスよく成長していくように働きかけます。
このようにして、将来の永久歯が生えやすい土台を整えながら、自然な歯並びやかみ合わせ、顔立ちへと導いていきます。
他の矯正との違い
お子さんの矯正にはさまざまな方法がありますが、どれを選ぶかによって、治療の進め方や身体への負担が大きく変わってきます。
ここでは、ネオキャップ・ビムラー矯正と、一般的な固定式の矯正との違いを比較してみましょう。
| 一般的な矯正(ワイヤーなど) | ネオキャップ・ビムラー矯正 |
|---|
目的 | 歯をきれいに並べる | 正しい成長を促し、噛み合わせも改善 |
対象 | 歯のみにアプローチ | 歯と骨にアプローチ |
装置 | ワイヤー・ブラケットなど | 取り外し式の装置や、キャップ型装置など |
矯正による痛み | あり | なし |
骨格への影響 (成長期) | 成長が阻害される | 本来もつ成長を促進 |
費用 | 高額 | 比較的安価 |
治療開始時期 | 大人でも可能 | 成長期の子どもが対象 |
抜歯の可能性 | あり | ほぼ抜歯しない |
ネオキャップ・ビムラー矯正のメリット
ネオキャップ・ビムラー矯正には、他の矯正とは異なる多くのメリットがあります。
主なメリット
- 成長の力を活かすことで、歯や骨に無理な負担をかけにくい
- 歯を抜かずに治療できる可能性が高い
- 噛み合わせや筋肉のバランスなど、根本から整える治療
- 後戻りしにくく、安定した噛み合わせにつながりやすい
- 他の矯正方法と比べて、比較的短期間で治療が完了しやすい
- 夜間のみの装着(ビムラー)で、学校生活への影響が少ない
歯をただ動かすのではなく、「
育てながら整える」──それがこの矯正法の
最大の特長です。
ネオキャップ・ビムラー矯正の特徴について、詳しくは
こちらのページもご覧ください。
認定医院だけが扱える矯正治療です
ネオキャップ・ビムラー矯正は、
IFOCS(国際機能矯正臨床研究会)から
認定を受けた歯科医院でのみ提供される専門的な治療です。
この治療は、正しい理論と手技を身につけた認定歯科医師によって行われることが求められます。
ビムラー装置は、1946年にドイツのビムラー博士によって開発されました。私たちは、この治療法を継承し普及に努めているビムラー博士の娘・
バーバラ・ビムラー先生、そしてネオキャップ・ビムラー矯正治療を考案された
永井光希子先生(長野県ご開業)のもとで、直接技術を学んでまいりました。
当院の矯正担当医・間宮千鶴(まみやちづる)と院長・佐藤孝仁は、ともに
IFOCSの公式認定を受けたドクターです。確かな技術と知識に基づいた治療を、安心してお任せください。
矯正担当医/副院長 間宮 千鶴
経歴
| 平成19年3月 | 昭和大学歯学部 卒業 |
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| 平成19年4月 | 東北大学病院総合診療科 研修 |
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| 平成20年4月 | 医療法人社団秀峰会稲葉歯科医院 勤務 |
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| 平成30年4月 | 佐藤歯科矯正歯科医院 勤務 |
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資格・所属学会・団体
- IFOCS国際機能矯正臨床研究会
- IPSG包括歯科医療研究会 認定咬合医
メッセージ
歯の矯正治療というと敷居が高そう、治したいけど子どもに辛い思いをさせないかなと心配されるのではないでしょうか。私にも息子が2人います。歯科医師として、いち母親として、抜歯をなるべくしない、より子もにストレスが少なくて気軽にできる歯並び治療がないか学んでいたところ、子どもの成長や機能を利用した取り外し式の矯正治療 『ネオキャップ・ビムラー矯正治療』に出会いました。
お子様の歯並びで悩まれているお父さんお母さんにこの矯正治療を知っていただき、お子様の心と身体の健康の応援をしていきたいと想っております。
ご相談は『無料』となっておりますので、お気軽にご相談ください。