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子どもの受け口(反対咬合)の治療を開始する年齢は何歳?

2015/11/25

最近、日本では「うつ伏せ寝をすると、子どもが窒息死することが稀にあります」ということがテレビや雑誌などで出回り、仰向け寝の子どもが増えてきました。仰向け寝はとてもいい寝方ではありますが、受け口にもなりやすいということが言われております。

ではもし、受け口になってしまったら、どの年齢で治療すればいいのでしょうか。

実は受け口は、治療のタイミングを逃してしまうと、治すのがだんだんと難しくなってきてしまいますので注意が必要です。
今回の記事では、受け口の適切な治療タイミングについて、ご紹介します。

受け口の治療は、早くて3歳から行うことができます

受け口の治療は3歳から行え、それ以降は早ければ早いほど簡単に、そして早く治すことができます。一方、成長が止まってしまった年齢の場合は顎の手術をしないと治せないという場合もございます。

年齢別の治療方法は以下のとおりです。

■3歳~4歳
ムーシールドという型取りをしなくてもいい、既成の矯正装置を用いることで改善してきます。

■4歳~6歳
チンキャプという装置、または取り外し式の矯正装置を用いて治療することが可能になってきます。

■6歳以降
取り外し式の装置、または固定式の3Dリンガルテクニックを用いることにより治療が行えます。

■成人した後
成人してしまうと、歯だけでの治療が難しく、顎の手術となってしまう場合があります。

このように、年齢によって治療方法が変化していくのが、受け口治療のポイントです。

一番楽に受け口を治せるのは6歳~10歳の時期

この時期に受け口を治そうとしていただければ、比較的楽に矯正治療を行うことができます。

当医院でしたら、ネオキャップビムラーの矯正という、夜だけ着ける取り外し式矯正治療をお勧めしております。

6歳~10歳という時期に受け口治療をしておくと、子どもの成長に合わせた顎の成長と歯並びをコントロールしながら治療することができます。そのため、より楽に治療していくことができます。

⇒早い時期に子どもの矯正をする理由はこちら

⇒受け口(反対咬合)治療の具体的な費用や期間などについてはこちら

 11月21、22、23日と三日間の子どもの成長に合わせた矯正の研修会に参加してきました

子どもの受け口(反対咬合)の治療を開始する年齢について

子どもの矯正は大人の矯正と違います。それは、子どもには治療中も成長発育があるということです。

つまり、成長に合わせた矯正治療をしていかなければいけません。

また、矯正治療はただ単に歯並びをよくするものでもありません。特に、子どもの場合、口呼吸からくるアレルギーや喘息の問題など、様々な問題を加味しながら矯正治療を行って行く必要がございます。

子どもの成長に合わせた矯正の研修会

これからも将来ある子どもたちのために日々研鑽を積んでいければと思います。

⇒佐藤歯科の小児矯正治療の詳細はこちら

最後までご覧いただきありがとうございました。

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