日本顎咬合学会でポスター発表をしました
2016/06/21
平成28年6月11、12日の日本顎咬合学会にて、“咬合(噛み合わせ)”をテーマにしたポスター発表をさせていただきました。
咬合(噛み合わせ)は、歯科治療において基本になることなのですが、大学ではあまり教わらずに歯科医師になってから学んでいかなければいけない分野です。
私が勤務しながら学ばせていただいている元日本歯科大学教授の稲葉繁先生は、日本の咬合の権威でもあります。
日本顎咬合学会にあった、咬合の歴史についてのブース
今回の学会では咬合の歴史を飾ってあるブースがありました。
この写真には、下の方に歴史的に貴重な咬合器(噛み合わせを見る器械)が写っているのですが、右上の方に歯科の神様というべき先生の言葉で「歯科医師は口腔の医師でなければならない」と書かれておりました。
やはり私たち歯科医師は、患者さまの将来を見据えたお口全体の管理を行っていかなければならない、と改めて感じることができました。
このような大きな学会で発表することで、自分自身の診療を見直すこととともに、これからの歯科医療をさらに向上させていきたいという想いになりました。
そして、これからもこのような場で発表をさせていただきながら研鑽を積んでいきたいと思います。
佐藤歯科矯正歯科医院 (宮城県 仙台市 岩沼市 亘理郡)