小学生の出っ歯を矯正治療する前に知っておくといいこと
小学生のお子さんの出っ歯を気にされている親御さんは、多くいらっしゃるかと思います。
出っ歯というと「上顎の前歯が出ているから、そこの前歯だけを引っ込める治療をしないと!」と思われる方が多くいらっしゃいます。
しかし、ただ単に上顎の前歯が出ているから出っ歯に見えているわけではないのです!
今日の記事では、出っ歯のことについてご説明していきましょう。
出っ歯の4つのタイプ
冒頭で、ただ単に上顎の前歯が出ているから出っ歯に見えているわけではない!とお伝えしましたが、出っ歯には以下の4つのタイプがあります。
①.上の歯だけが外に出てしまっている場合
②.(下顎に対して)上顎の成長が大きすぎる場合
③.(上顎に対して)下顎の成長が小さすぎる場合
④.それらの合併の場合
小学生の時から矯正治療を行うと、出っ歯のタイプで治療が異なってまいります。
小学生になる頃には、成長を考慮に入れた治療ができるため、歯だけ綺麗に並べる治療にするか、②③④タイプには顎の成長をきちんと促しながら歯並び治療をするかを選択できます。
当院では、お子様がどのタイプの出っ歯なのかを、レントゲン写真を用いて診査・診断し、そのタイプにあった治療法をご提案させていただいておりますので、まずはお気軽にご相談頂けますと幸いです。
機能矯正治療の研修に参加しました
余談ですが、9月6日に東京で行われた機能矯正治療の研修の様子も上げさせて頂きます。
この研修でも、上顎前突(出っ歯)のお話を講師の先生がされておられましたので、今回のブログのテーマとさせていただきました。
お子さんが「どのタイプの出っ歯なのかな?」と思われましたら、一度ご相談いただければと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
佐藤歯科矯正歯科医院 (宮城県・仙台市・岩沼市・亘理郡)