子どもからの歯並び治療で、将来の歯を守りましょう
子どもの歯並び治療をするということは、ただ単に見た目が綺麗になればいいというだけでなく、将来、50歳、60歳になっても元気な噛み合わせをつくってあげることができるか、ということが大切です。
子どもの歯並びを美しくするために
子どもの歯並びの将来を守るためには、歯をきれいに並べるという知識だけでなく、“嚙み合わせ”の知識というのもとても大切です。
子どもの場合、成長がありますので、子どもの顎の成長や歯並びのでき方についての知識ももちろん大切です。
こういった知識をもって子どもの治療していくことを、“子どもの咬合誘導による矯正治療”といいます。
咬合誘導による子どもの矯正治療とは
この治療の特徴としては、大きく言うと、
①歯を抜く矯正治療を前提としない
②なるべく単純な矯正装置を使って治療をする
③患者さん(子ども)が楽に治療できる
の3つです。
内容を少し説明させていただきますと…
①歯を抜く矯正治療を前提としない
子どもの顎の成長や、歯の抜け代わりを利用した矯正治療となりますので、大人の矯正方法とはかなり異なり、歯を抜くという矯正治療を前提に治療を行わなくて済む場合があるということです。
②なるべく単純な矯正装置を使って治療をする
夜だけ着ける取り外し式の矯正治療などを使用した治療を行うことができます。
③患者さん(子ども)が楽に治療できる
子どもに治療をするわけですので、心が育つ大切な時期に心と身体の負担になるような治療をなるべくしない矯正治療を選択していきます。
こういった子どもの咬合誘導での矯正治療を当医院では行ってきましたが、さらなる向上のために、9月26、27日と2日間、東京で行われた“咬合誘導による矯正治療”について研修を受けてまいりました。
日本の咬合誘導による矯正の第一人者でもある各務先生から直接学ぶことができ、先生の理論をこれからの治療に取り入れていきたいと強く感じました。
これからも将来ある子ども達のために、日々向上し、最善の治療をご提供してければと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
佐藤歯科矯正歯科医院 (宮城県 仙台市 岩沼市 亘理郡)