小児矯正の5つの種類
“子どもの歯の矯正”と言っても、お子さまの歯並びの状態や、目指す歯並びによって、さまざまな種類があります。
その中で、代表的な小児矯正治療、当院の小児矯正の治療の際に使用する矯正治療についてご紹介します。
①床矯正装置
■矯正方法
上の歯は上の歯、下の歯は下の歯用の矯正装置を使って別々に矯正をする方法です。
上と下をバラバラで矯正していくため、上と下がかみ合わないことがあります。
また、顎を拡大していくためにネジを巻き、矯正装置に合わせた歯並びにしていくため、個人個人に合った歯並びではない形になります。
あくまで人工的な力を加えて矯正を行うため、これだけの矯正治療ですと、根本的な原因である、舌と筋肉の是正ができないというところが、難点となります。
そのため、当医院ではこの矯正治療単体ではなく、他の矯正治療と組み合わせて治療を行わせていただいております。
■取り外し
可能
■子どもの矯正
可能
■費用
30万円程度
②マウスピース矯正
■矯正方法
歯に固定させるワイヤーやブラケットを使用せず、マウスピース型の装置で矯正を行います。軽度の歯並び矯正なら使用可能。
当院では、マウスピース矯正は行っておりません。
■取り外し
可能
■子どもの矯正
可能(軽度の場合のみ)
③機能矯正装置
■矯正方法
上下の歯を、筋肉と舌を使って、一緒に矯正する矯正方法です。上下を一緒に矯正するため、お子さまに合った歯並びになります。
①の床矯正と、機能矯正は対になる治療方法と言えます。
⇒当院で使用している、機能矯正装置”ネオキャップビムラー”のご紹介はこちら
■取り外し
可能(夜寝るときと、昼間または夕方に2~3時間だけ装着)
■子どもの矯正
可能(大人の歯でも可能な場合あり)
■費用
45万(+ブラケット矯正で仕上げを行う場合+20万〜)
※機能矯正と平行して、必要であれば以下の装置を使用します
・顎外矯正装置
受け口の子供の口の外に、チンキャップというかぶりものをつけ、矯正を行います。対象年齢は4〜6歳ごろ。
他の矯正治療とセットになるもので、顎外矯正装置を単体で使用することはありません。
・上顎牽引装置
上の顎が引っ込んでいる人に対応するための装置です。
こちらも他の矯正治療とセットになるもので、上顎牽引装置だけを使用することはありません。
④ブラケット矯正
■矯正方法
子供の歯(乳歯)には使用せず、歯が生え変わってから、矯正を行います。
ブラケットに沿って、歯科医師が決めた歯並びになっていきます。
当院では、機能矯正装置を使っての矯正を行った後、より歯並びをきれいにするための最終段階の仕上げとして使用することがあります。
■取り外し
固定式のため不可
■子どもの矯正
可能(歯が生え変わった後)
■費用
100万円程度
⑤舌側矯正
■矯正方法
・3Dリンガルアーチ
・3Dクワドヘリックス
などを使用して、矯正を行います。
歯の内側に固定された矯正装置があるため、外から見えません。
混合歯列期(大人と子供の歯が混じっている時期)から使用することが可能。
当院で機能矯正(ネオキャップビムラー)以外の矯正治療としてご提案させていただくことがございます。
■取り外し
固定式のため不可
■子どもの矯正
可能
■費用
70万円程度
お子さまの歯並びの状態によって、最適な治療方法は異なるため、まずはお気軽にご相談を
以上のように、お子さまの歯の状態、年齢などによって、実施する矯正治療は変わってきます。
当院では、詳しい検査を行った上で、お子さまに合った小児矯正治療をご提供します。
まずはお子様の歯並びのお悩みを、お気軽にご相談くださいませ。
⇒無料相談はこちらから
佐藤歯科矯正歯科医院 (宮城県 仙台市 岩沼市 亘理郡)