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「歯の矯正」とこどもの歯医者さん
監修:宮城県亘理郡 佐藤歯科・矯正歯科医院

Bimler(ビムラー)矯正について

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ネオキャップビムラーによる矯正治療の中で、重要な部分である、「ビムラー」についてご紹介します。

ビムラー矯正治療は1946年にドイツのビムラー博士によって開発されました。
その矯正治療は世界各国で行われており、ドイツはもとより、ヨーロッパ諸国ではよく用いられております。

具体的には、取り外しのできるビムラー装置を夜寝るときと、昼間または夕方に2~3時間だけ使います。ビムラー矯正治療は、取り外しのできるビムラーという装置を用いて治療をいたします。

ビムラー装置を使用することで、患者様の歯並びや顎の成長を悪くしていた機能(たとえば、噛んだり、飲み込んだりといった運動やお口の周りの筋肉などの力)が自然に改善され、より自然な歯並びや噛み合わせや顔貌にしていくのがこの矯正治療の最大の特徴です。 参考ブログ記事:子どもの「舌」の力を使って歯並びを矯正する

また、ビムラー装置は上下の歯並びを一緒に治療していくことができるため、上顎と下顎をバランスよく治療することが可能です。
そして、夜、お子さまが寝ているときの“唾をのみ込む力”を利用してゆっくり矯正を行っていきます。

※ お口の周りの筋肉とは、唇、頬、舌の筋肉のことですお口の周りの筋肉の詳細は、こちらをご参照ください。参照:なぜ顎の骨の成長が悪くなってしまったのでしょう?

ビムラー装置は上下を一緒に治療していくことができるため、上顎と下顎をバランスよく治療することが可能です。

また、以前は、治療に時間がかかると言われておりましたが、現在では、夜だけ入れてもらうことで、ブラケット矯正(通常の矯正)の期間とほぼ変わらないくらいの期間で治療することが可能となりました。

ビムラー矯正治療の最大のポイント

ビムラー矯正治療は多くの利点がありますが、大きく分けて2つのポイントがございます。

  • 成長に合わせた治療!だから…
    • ・抜歯を前提としない治療ができる
    • ・治療後の顔が自然になる
    • ・より自然な歯並び、噛み合わせになる
    • ・治療後の後戻りが少ない
    • ・口呼吸が改善する
    • ・指しゃぶりなどの癖が治る
  • 取り外しができる!だから…
    • ・基本的に寝る時と夕方2〜3時間だけつける
    • ・人知れずに矯正ができる
    • ・痛みがない
    • ・精神的、肉体的なストレスを感じにくい
    • ・日常生活に不便がない
    • ・虫歯になりにくい

当医院では、ブラケットとワイヤーを歯に付けないことを目標にして子どもの矯正治療を行ってまいりますので、基本的には取り外しのできるビムラー装置などのみで治療を行ってまいります。

ビムラー矯正治療との出会い

佐藤歯科矯正歯科医院では、ブラケットとワイヤーを使った固定式の小児矯正治療を20年以上してまいりました。

そんな固定式の矯正治療を長年していると、矯正のためにどうしても健全な歯を抜歯しなければならない場合があったり、ブラケット矯正中によくある患者様の歯の痛みなどの問題があったりと、治療の限界に感じ、小児矯正治療をやめようとさえ感じるようになりました。

そんな中、私が所属しているIPSG包括歯科医療研究会の学術大会で、特別ゲストとしてお呼びした第一回歯科甲子園で優勝された辻村傑先生(神奈川県ご開業)の講演を聞く機会がありました。講演の中で“ビムラー矯正”について少しだけお話していたのを、今でも鮮明に覚えています。

私はこのとき、ストレスを感じない、そして取り外しの出来る矯正治療法がある事を知り、私の悩みに光がさしたような気がいたしました。

それからは、ビムラー矯正治療について多くの事を学び、2014年時点においてIFOCS国際機能矯正臨床研究会の東北で最初の認定医療機関にもなり、私の以前感じていた限界を感じることなく、今では多くの患者様に自信を持ってこの矯正治療を行い、多くの子どもや親御さん方に喜んでいただけております。

IFOCS国際機能矯正臨床研究会

ビムラー矯正治療の普及に努められている、バーバラ・ビムラー先生と永井光希子先生

当医院では、ビムラー博士の娘さんでもあり、ビムラー矯正治療の普及に努められているバーバラ・ビムラー先生や、NEO-CAP&Bimler system(ネオキャップビムラーシステム)を考案された永井光希子先生(長野県ご開業)のもとで、その技術を学ばせていただいております。

※現在もネオキャップビムラーに関するセミナーを受講し、最新動向を学び続けております。(ブログ記事にリンクします)

⇒宮城県のネオキャップビムラー矯正の認定医療機関として
⇒院長がネオキャップ&ビムラーの研修会に参加しました
⇒子どもたちに、より楽な矯正を提供していきたいという想い

左から永井先生、佐藤孝明、間宮千鶴、バーバラ・ビムラー先生、佐藤孝仁

NEO-CAP&Bimler system(ネオキャップビムラーシステム)については次のページをご覧ください

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