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監修:宮城県亘理郡 佐藤歯科・矯正歯科医院

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子どもの矯正治療は何歳から始めるとよい?

2016/02/22

小児歯科、小児矯正の治療をしていると、よく親御さんから「何歳から矯正治療を始めるといいの?」という質問を頂きます。

それに対して、結論からお伝えしますと「できるだけ早い時期に」というお話になります。

この理由は、子どもの成長にも密接に関わってきます。
歯並び、顎の成長の乱れは、赤ちゃんの時からの舌の使い方、お口の筋肉の使い方がうまくいっていないときに起こります。

舌やお口の筋肉は日常生活の中で常に使っているものであるため、その使い方がおかしい場合、その状態で時間を過ごした分、よくない方向へと成長していってしまうのです。

また、年齢によって、対応できる治療方法が変わってきます。基本的には年齢が上がるに連れて、対応できる治療方法は減っていきます。

以下、来院時の年齢別の対応方法についてご紹介します。
治療開始のタイミングによって、ここまで大きく手段が変わるのか、と驚かれるかと思います。

ぜひ、お子様の年齢に合わせた、最適な治療のできる医院を選択するようにしてくださいませ!

6歳前後で来院された場合・・・

子供のとき(6~12歳)に、舌、お口のまわりの筋肉の使い方を正しくし、歯並びを治療していくのが機能矯正です。つまり、機能矯正器具にサポートされながら、お子様の舌やお口のまわりの筋肉で歯を並べていきます。

※さらにきれいにしたい場合(舌や筋肉の使い方の癖が抜けない場合)は、リンガル矯正または、機能矯正を引き続きする、または、大人の歯になったときにブラケット矯正をします。

12歳前後で来院された場合・・・

12歳で初めて来院された場合は、機能矯正、リンガル矯正、ブラケット矯正から始まっていきます。(年齢を重ねるに連れて、打てる手はだんだん減っていってしまうので、早くご来院頂きたいと考えております)

また、ブラケットなど、力を加えて矯正をしたとしても、舌やまわりの筋肉の癖を整えなければ、後戻りが起こってしまう可能性が高いのです。(根本的に治っているわけではないため、矯正する前の歯並びのように戻ってしまうのです。)

大人になってから来院された場合・・・

大人の歯になってから矯正をしようと思われた時には、歯並びを治すのに、歯を抜かなければならないことが多々あります。

大人になった後ですと、顎の成長などは止まってしまっており、現状の顎の中で、歯を矯正していくしかありません。
矯正をするためのスペースを抜歯によって作る、という形になるのです。

子どもの時なら可能な治療が、大人になってからでは対応が不可能になってしまうためです。

まとめ

以上のように、年齢が上がるに連れ、対応できる治療方法は少なくなり、かつ、後戻りの可能性は上がってしまいます。
子どものうちに根本的に治す(舌とお口の周りの筋肉のバランスをとりながら健全な歯並びを作っておく)ということがいかに大事であるか、ということがお分かり頂けるかと思います。

治療を後回しにせず、子どものころに対応しておくことで、将来の歯並びへの心配はもとより、虫歯や歯周病のリスクも少なくすることが可能です。

お子さんがいらっしゃる親御さんは、ぜひお早めの機能矯正治療をご検討頂ければと思います。

ご質問、ご相談等がありましたら、まずはお気軽にご連絡くださいませ。

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